あなたが郵送式のHIV検査キットを購入するなら、ぜひ第四世代のHIV検査が可能なSTDチェッカーを選んで下さい。私も何回も使っている絶対のお奨めHIV検査キットです。
これから、なぜ第四世代のHIV検査キットがお奨めなのか、第三世代に比較してどんなメリットがあるのか、詳しく説明したいと思います。
この記事があなたのHIV検査キット選びの参考なれば幸いです。
STDチェッカー タイプJが第四世代のHIV検査キット
私があなたにお奨めしたい第四世代のHIV検査キットはこちらです。
■商品名 STDチェッカー タイプJ(男女共用)
■販売元 STD研究所(アルバコーポレーション)
■価格 ¥4,600(税別)
■検査項目 HIV抗原抗体検査(第四世代のHIV検査)
このSTDチェッカー タイプJはCLEIA法と言う第四世代のHIV検査を採用しており、あなたの血液からHIV抗原とHIV抗体の両方の検査を行います。
STDチェッカーも2年ほど前まではPA法と言う第三世代のHIV検査であり、HIV抗体のみを検査していました。HIV抗原の検査はなかったのです。
それが現在では第四世代になりHIV抗原も検査可能となりました。第四世代になったことで、とても大きなメリットが生まれました。
それはHIV感染の急性期における検査の信頼性が高いと言うメリットです。
第四世代のHIV検査は急性期での信頼性が高い
では第四世代は第三世代に比べてどこが進歩しているのか、どんなメリットがあるのか、表にまとめてみたのでご覧下さい。
表1.CLEIA法とPA法の比較
項目 | CLEIA法 | PA法 |
世代 | 第四世代 | 第三世代 |
検査の種類 | 抗原抗体検査 | 抗体検査 |
対象HIV | HIV-1 ・ HIV-2 |
HIV-1 ・ HIV-2 |
検出対象 | IgG抗体 ・ IgM抗体 ・ p24抗原(HIV-1) |
IgG抗体 ・ IgM抗体 |
ウインドーピリオド | 15日~20日 | 20日~30日 |
(「HIV検査相談マップ」「HIV診療のリアルを伝授します」などから作成)
表1でもっともあなたに注目して頂きたいのはウインドーピリオドです。
ウインドーピリオドとはHIVに感染してから検査が可能になるまでの期間のことです。検出対象が体内に現れるまでの期間を意味しており、ウインドーピリオドを過ぎてからでないと正確な検査が出来ません。
第三世代のHIV検査ではHIV抗体を検査するので早くても感染後20日~30日経過していないと検査出来ませんでした。HIVに感染してもすぐにHIV抗体は生成されないのです。
それが第四世代のHIV検査になってP24と言うHIV抗原の検査が可能になると、HIV感染から15日~20日で検査可能となったのです。つまり、P24HIV抗原はHIV抗体よりも早期に体内に出現するのです。
ただし、ウインドーピリオドには個人差があり、誰でも確実に上記の日数で検査可能になるとは限りません。その為、保健所や病院では第四世代であってもウインドーピリオドは2ヶ月設定となっています。かなり余裕を持った設定にして確実な検査が出来るようにしています。
それでも第三世代の抗体検査ではウインドーピリオドは3ヶ月設定でしたから、1ヶ月も早く検査が受けられるようになりました。
同じく第四世代のHIV検査を採用しているSTDチェッカーのウインドーピリオドは3ヶ月設定となっており、かなり安全率を大きくとっています。見かけ上は第三世代の時と変わっていません。
しかし検査原理から言えば、第四世代の方が急性期のHIV検査の信頼性が高いのは表2で示した通りです。
郵送式のHIV検査キットも、第三世代から第四世代へと世代が変わり、より感染早期の検査の信頼性が向上しました。私があなたに第四世代の検査キットをお奨めする最大のメリットはこれです。
実は急性期における、第三世代のHIV検査と第四世代のHIV検査の、信頼性の比較が「独立行政法人 国立国際医療研究センター エイズ治療・研究開発センター」に載っています。
その記事によると、HIV感染の急性期における陽性率は以下の通りです。
●第三世代のHIV検査(抗体検査)
HIV陽性率 40%
抗体検査では急性期のHIV感染を見つけることは困難とされています。
●第四世代のHIV検査(抗原抗体検査)
HIV陽性率 90%
p24抗原と抗体の両方を検出することで信頼性が向上する。
このように、HIV感染の急性期における検査の信頼性には大きな差があります。断然、第四世代のHIV検査の方が信頼性が高いのです。
例えば、あなたがHIVに感染したかも知れない行為から1ヶ月後にHIV検査を受けるとします。
本当は3ヶ月過ぎて検査を受ければ信頼性はもっと高いのですが、どうしても不安でそんなに待ちきれないこともあるでしょう。実際によく聞く話です。
この場合、あなたが選ぶべき検査キットは第三世代でしょうか、それとも第四世代のHIV検査キットでしょうか?
それはもう、言うまでもありませんね。絶対に第四世代のHIV検査キットです。むろん、第四世代でも急性期の検査が100%確実ではないため、3ヶ月後の再検査は必要です。
しかし、仮に3ヶ月後に再検査が必要であっても、急性期にHIV検査を受ける意味はあります。
もしも陰性判定なら100%の安心は出来ないまでも、第四世代ならかなりの確率で感染していないと分かります。あなたの不安をある程度は抑えることが出来るはずです。
そしてもしも陽性判定が出たら、それこそ早期治療が可能になるわけで、エイズを未然に防ぎ、その後も免疫状態を高い状態で保つことが可能になります。
第四世代のHIV検査が可能な検査キットはどれ?
現在、日本国内で郵送式のHIV検査キットを販売している会社は凡そ10社ほどあります。
あなたは今までHIV検査キットはどれも同じ、せいぜい値段に多少の差がある程度だと思っていませんでしたか?
私も実はそう思っていました。
しかしその認識は間違いです。今まで説明したように、HIV検査キットにも第四世代と第三世代があり、検査時期がHIV感染早期なら原理的に第四世代の方が信頼性が高くなります。
どれだけ信頼性が高くなるのかは、先ほど示したエイズ治療・研究開発センターのデータの通りです。急性期の陽性率は、第三世代は40%、第四世代では実に90%に達します。
むろん、この信頼性が郵送式HIV検査キットにそのまま当てはまるかどうか、それを個別に証明するデータはありません。しかし、検査原理から考えて間違いなくHIV検査キットにおいても第四世代の方が急性期には信頼性が高いと言えます。
そして、国内10社のHIV検査キットが全て第四世代のHIV検査を行っている訳ではありません。私は国内主要8社について、HIV検査の方法を調べてみました。
その結果が次の表2です。
表2.HIV検査キットの検査方法(主要メーカー)
メーカー名 | 検査方法 |
STD研究所 | CLEIA法 |
GME医学検査研究所 | PA法 |
さくら検査研究所 | PA法 |
宅配ドクター | PA法 |
kensa.biz | PA法 |
セルシーフィット | PA法 |
ふじメディカル | 不明 |
健康バスケット | 抗体検査 |
デメカル | 抗体検査 |
注1)2017年2月現在の各公式サイト調べ
CLEIA法は第四世代のHIV抗原抗体検査であり、PA法は第三世代のHIV抗体検査です。どちらも広く保健所や病院などで使われている実績のある検査方法です。
表2でお分かりのように、第四世代のHIV抗原抗体検査を採用しているのはSTD研究所のみです。他社は全て第三世代のHIV抗体検査です。
ただし、ふじメディカルはホームページ上に検査方法の記載がありませんでした。私が検査キット業界の人に聞いた話では第四世代ではないそうです。
また、デメカルはホームページ上では抗体検査と書かれていますが、抗原抗体検査を行っているとの情報も聞きました。しかし、ホームページ上では抗体検査と明記されているので確認出来ていません。
STDチェッカーは公式サイトにしっかり第四世代のHIV検査であることが明記されています。その部分をここに張り付けておきます。
上の図の赤いアンダーラインが引いてある部分ですね。「STDチェッカーはCLEIA法で検査を行っています」と書かれています。このCLEIA法が第四世代のHIV検査と呼ばれ、HIV抗原と抗体の両方を検査するものです。現在、保健所や病院などで広く採用されているHIV検査の方法です。
HIV感染の急性期に検査の信頼性が高いこと、これがあなたにSTDチェッカーをお奨めする最大の理由です。
まとめ
ほぼ全てのHIV検査キットが、
「保健所や病院と同じ信頼性のHIV検査です!」
と宣伝していますが、実際に同じ検査方法を採用していると確認出来たのはSTDチェッカー、ただ1つです。
だからこそ、私は自分のHIV検査にSTDチェッカーを使っているし、あなたにもお奨めするのです。
今や郵送式のHIV検査キットは年間に9万個以上使用されています。
*読売新聞・毎日新聞・厚生労働省データからグラフ化
保健所のHIV検査が年間でおよそ13万件ほどですから、郵送式HIV検査キットの9万個はいかに多いかお分かり頂けると思います。
郵送式HIV検査キットの信頼性、利便性、匿名性が多くの人に支持され、利用数は増加の一途をたどっているのです。
しかし、今回記事にしたように郵送式のHIV検査キットには第三世代と第四世代の2種類があります。
どうせ高いお金を出してHIV検査を受けるなら、より信頼性の高い検査キットを利用すべきです。
あなたがHIV検査キットを購入するなら、急性期の信頼性が高い第四世代のHIV検査キットをお奨めします。それがSTDチェッカー タイプJです。
■商品名 STDチェッカー タイプJ(男女共用)
■販売元 STD研究所(アルバコーポレーション)
■価格 ¥4,600(税別)
■検査項目 HIV抗原抗体検査(第四世代のHIV検査)