HIVやエイズの情報はどこを見るのが一番正確で分かりやすいでしょうか?

私がこれまでHIVやエイズの情報を集めてきたサイトや図書を甥っ子の陽介に教えます。よかったらあなたも参考にしてください。

 

(甥っ子陽介)おじさん、HIVやエイズの情報はどこから集めるんですか? (私)陽介、それはねネット上と本の両方からだよ。
陽介 私

(陽介)いつも色々とおじさんに教えてもらってますけど、おじさんはどこから情報を集めてくるんですか?

(私)アハハハ、おじさんの秘密の情報入手先を教えてあげよう。情報源は大きくは2つあるんだよ。1つはネット上でもう1つは図書から仕入れてるんだ。

(陽介)ネットだと僕でもすぐに見れそうですね。どんなサイトか教えて下さい。

(私)そうだね。一口にネット上と言ってもその数は相当あるからね。目的によって使い分けてるんだよ。まず、HIV感染者やエイズ患者の動向が知りたいときはここだね。

■エイズ予防情報ネット

厚生労働省エイズ動向委員会のデータを見ることが出来るよ。2000年から現在までの動向データがずらりと並んでいるよ。例えば『最新のエイズ動向は?』なんて記事はここからデータを引っ張ってるんだ。

それにこのサイトでは日本だけでなく、世界のHIVやエイズの動向も調べることが出来るんだ。

(陽介)それはすごい便利ですね。他にはどんなサイトがあるんですか?

(私)ちょっと初心者向きというか、解説が丁寧なサイトがあるよ。

■HIV検査相談マップ

ここはHIV検査の総合サイトだよ。検査に関することならたいてい載ってる。それに保健所を中心とした全国のHIV検査医療機関の検索が出来るよ。NAT検査が出来る病院を探すことも出来るしね。

(陽介)そうなんですか。自分の最寄の検査可能機関が分かるってことですね。それは便利ですね。まだありますか?

(私)あるよ。

■独立行政法人 国立国際医療研究センター エイズ治療・研究開発センター

このサイトでは一般の人だけでなく医療関係者に向けても最新の抗HIV治療の情報発信をしているよ。ここのセンター長の岡真一氏はエイズ関連図書の執筆も多く、おじさんも何冊か読んだ。あとで図書の紹介のときに教えてあげよう。

(陽介)他にもためになるサイトがありますか?

(私)まだまだいっぱいあるよ。ちょっとまとめて並べてみよう。

■独立行政法人 国立病院機構大阪医療センター HIV/AIDS先端医療開発センター

このサイトにはHIV感染を予防するためのマニュアルや、HIVに感染してしまった人たちの支援マニュアルなどもある。すごく現実的、実用的なマニュアルで、きれいごとだけに終わっていない。本当に使えるマニュアルだと思うよ。

また、センター長の白坂琢磨氏はエイズ関連の図書を多数執筆されているよ。

■中四国エイズセンター

このサイトも一般の人向け、医療関係者向けにエイズの先端医療情報を発信している。

■HIVマップ

HIVやエイズの関連総合サイト。豊富な情報が用意されている。

まだあるけど今日はこのくらいにしておこう。

次はHIVやエイズ関連図書だね。

(陽介)お願いします。

(私)どれもHIVやエイズのことを分かりやすく解説している本ばかりだよ。医療には素人のおじさんが読んでも理解できたからね。

■これで分かるHIV/AIDS診療の基本

白坂 琢磨編集  南江堂  ¥2,800+税

この本はおじさんが買った一番最初のHIV、エイズの本だよ。とても分かりやすかった。

■HIV感染者の早期発見と社会復帰のポイント

岡 慎一編集 医薬ジャーナル社 ¥3,600円+税

先程紹介したエイズ治療・研究開発センターのセンター長である岡氏が編集した本だよ。この本を読むといかに早期のHIV検査が重要かよく分かる。

HIV感染の初期症状や、治療開始時期とその後の生存率の関係など、実際の医療現場のデータを元にした解説ばかりで説得力が抜群の本だよ。

■エイズ感染爆発と SAFE SEX について話します

本田美和子著 朝日出版社 ¥980+税

HIVやエイズのことを、若い女性の視点を中心にして分かり易く、しかも実用的に教えてくれる本だよ。本田氏は岡氏と同じ、国立国際医療センターエイズ治療・研究センターに医師として勤務されている。

まだまだあるけど今日のところはこの辺にしておこうかな。陽介も時間があったらぜひネットでHIVやエイズのことをもっと知って欲しいね。

(陽介)了解しました。ありがとうございます。

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