以前、当サイトで『完全決着!保健所HIV検査の2ヶ月・3ヶ月問題!』と言う記事を載せました。

これは保健所でHIV検査を受けるとき、検査のタイミングが危険行為から2ヶ月後を指定する保険所と、3ヶ月を指定する保健所があって、なぜ保健所によって差があるのか?と言う疑問を調べたものでした。

あの記事を書いてからちょうど1年が過ぎました。

今現在、全国の保健所ではHIV検査のタイミングはどうなっているのか、再調査してみました。

あなたが保健所でHIV検査を受けるときの参考にして下さい。

 

◇保健所HIV検査のタイミング(ウインドーピリオド)

私が全国の保健所におけるHIV検査のタイミング、すなわちウインドーピリオドを調べたところ、ほぼ東京都では危険行為から2ヶ月後、その他の都道府県では3ヶ月後となっています。

私が調査した一部をここに表にしてみます。

保健所の所在地 検査時期
札幌市 3ヶ月後
仙台市 3ヶ月後
新潟市 3ヶ月後
さいたま市 3ヶ月後
横浜市 3ヶ月後
大阪市 3ヶ月後
広島市 3ヶ月後
松山市 3ヶ月後
福岡市 3ヶ月後
熊本市 3ヶ月後
那覇市 3ヶ月後
千代田区 2ヶ月後
港区 2ヶ月後
中央区 2ヶ月後
新宿区 2ヶ月後
多摩地域検査・相談室 3ヶ月後

2018年7月14日調査

全国全ての保健所を調べた訳ではありませんが、概要としては1年前と同様、東京都(特に23区)では2ヶ月設定、東京都以外の都道府県では今も3ヶ月設定となっているようです。

2ヶ月、3ヶ月のメリット、デメリットについては『完全決着!保健所HIV検査の2ヶ月・3ヶ月問題!』で述べた通りです。

3ヶ月設定の保健所の中には、3ヶ月過ぎていない場合、3ヶ月過ぎて検査を受けるよう案内することもあるようです。

あなたがどうしても3ヶ月前にHIV検査を受けたいときは、不安だからどうしても受けたいと言えば検査拒否まではしないと思います。

ただし、2ヶ月より前の検査は信頼性が低すぎるのでお奨め出来ません。最低でも2ヶ月は経過してHIV検査を受けて下さい。

 

◇政府広報オンライン情報から

政府広報オンラインで、HIV検査について情報発信しているページがあります。

『ストップエイズ!今は「不治の特別な病」ではなく、コントロール可能な病気です。まずは早めに「HIV検査」を』

この中で次のような注意が書かれています。

『エイズ発症後での治療は、発症前と比べて難しくなるため、より高い治療効果を得るためには、HIV感染を早期に発見し、早期治療につなげることが大変重要です。』

これも当サイトでは繰り返し記事にしてきました。

今やHIV感染症は致死的疾患から慢性疾患に変わった、と言われますが、それはエイズ発症前の初期に治療が出来た場合です。

エイズ発症で命を落とすことは激減していますが、それでも生存率や後遺症の点で、エイズ発症前の治療が何より重要です。

エイズ発症を抑えることが可能になって、余計に重要になったと言えます。

 

◇それでも「いきなりエイズ」は30%存在する!

早期のHIV検査が重要であると厚生労働省も医療の専門家も指摘しますが、この10年以上、日本ではHIV感染が分かった人の30%はすでにエイズを発症しています。

いわゆる「いきなりエイズ」の状態です。

 

いきなりエイズ速報

 

私が初めてHIV検査を受けた2009年には、すでに「いきなりエイズ」と言う言葉がネット上に登場していました。

その時から「いきなりエイズ」を防ぐには早期のHIV検査しかないと指摘されいました。

エイズ動向委員会の報告書でも、国立感染症研究所のホームページでも、エイズ治療・研究開発センターのホームページでも同じように早期のHIV検査を訴えていました。

それでも、結果的にこの10年、「いきなりエイズ」の割合はほぼ横ばいで減っていません。

ハッキリ言って、保健所のHIV検査が2ヶ月後のタイミングでも3ヶ月後のタイミングでも構いません。とにかくHIV検査を受けることが重要です。

どうしても保健所や医療機関に行けないあなたは自宅で郵送式のHIV検査キットもあります。

私が利用しているSTDチェッカーなら、保健所や病院と同じ、第四世代のHIV検査です。正しく使えば信頼性の高い検査が可能です。

くれぐれもあなたが「いきなりエイズ」を発症することのないよう、ご注意下さい。他人事だと思うその油断こそが最も危険です。

 

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