あなたの自宅で簡単にがん検査が出来ます。HIV検査と同じ郵送検査による信頼性の高いスクリーニング検査です。

実はHIV検査とがん検査。この2つには共通点があります。さて、いったいどんな共通点でしょうか?

◇HIV検査とがん検査の共通点

実は今、日本人の2人に1人はがんにかかり、3人に1人はがんで亡くなっています。日本人の死因で最も多いのはがんです。この数字は紛れもない事実であり厚生労働省や総務省のサイトでデータを見ればすぐに出てきます。

しかしまぁ、すごい数字だと思いませんか?繰り返しますが、日本人の2人に1人はがんにかかり、3人に1人はがんで亡くなっているのです。こんなに罹患率が高く、死亡率も高いのです。

それに比べて新規のHIV感染者は年間に約1,500人、エイズ関連で亡くなる人はごくわずかです。だからHIVよりがんが怖いと言う訳ではありませんが、がんに対する関心を持つことは必須です。

事実、こうしたがんの実態を背景にがん保険に入っている人は非常に多いです。何せがん治療には高額の費用がかかります。万一に備えてがん保険に入るのも当然と言えます。

しかし、がん保険には入っても、がん検査を受ける人は非常に少ないです。かく言う私もそのくちです。がん保険には2口入っていますが、がん検査はさっぱりで、やっと今年になって自宅で使える検査キットを買いました。

それで、胃がん、大腸がん、前立腺がん、ピロリ菌の4種類を検査してもらったのです。

私もあなたも、人間は基本的に痛みや苦しみがないと病院には行きたくないものです。自覚症状がないのに病院で検査を受ける人は少ないのです。

つい先日も、読売新聞にがん検査を特集した記事が載っていて、そこにこんなことが書いてありました。

『日本におけるがん検査の問題点は、健康志向の人ばかり検査を受けることだ。』

お分かりですか?

日常生活の中で病気にならないよう、生活習慣や食生活に気を使う人が、がん検査を受けているのです。一方、タバコを何十本も吸い、お酒も毎晩飲み、メタボで食生活もいい加減、睡眠時間も不規則なんて人は自分から進んでがん検査なんて受けません。

でも、本来なら発がんの可能性は後者の方が高い訳で、がん検査を受ける必要性も当然高いのです。しかし、こうした人ほどがん検査を受けません。たぶん、自覚症状が出て我慢できなくなって、やっと病院へ行くのです。

このがん検査の図式は何だかHIV検査にも似ています。HIVなんて他人事、どこか遠い世界のお話しで自分には全く関係ない、そう思っている人がいっぱいいます。そんな人達はHIV感染の予防もいい加減です。自分だけは大丈夫、安全だと思っています。何も根拠はないのに。

そして、こうしたHIV感染に無関心で予防もいい加減な人ほどHIV検査を受けません。自分にHIV感染のリスクがあると言うことを正しく認識していないので、HIV検査の重要性も必要性も分かっていないのです。本当はそんな人こそHIV検査が必要なのに。

このように、HIV検査もがん検査同様、本来検査が必要な人ほど現実には検査を受けません。ここがよく似た共通点であり、問題だと思うのです。

HIV検査とがん検査、どちらも早期発見のために早期の検査が重要なのです。

◇自宅で簡単、がん検査

とは言え、がん検査はHIV検査に比べると受けづらい側面もあります。まずは費用がかかります。HIV検査は保健所に行けば無料ですが、がん検査は無料とはいきません。けっこうな費用がかかります。

それから病院まで行く手間と時間がかかります。HIV検査みたいに1時間で検査結果まで分かるという訳にはいきません。たいがい長い待ち時間に閉口します。どんながん検査を受けるかにも寄りますが、平気で半日、あるいは1日がかりになるかも知れません。

そう思うと仕事が忙しい中を病院まで行く気になれないのも分かります。そこで、がん検査キットです。実は私もこれを今年初めて使ってみたのです。いや、なかなか優れものです。

たぶん、あなたは、

「自宅でがん検査?」

って、けげんな顔をされるかも分かりませんね。でも、自宅で使えるがん検査キットはあなたの想像以上に進化していますよ!

どうやって、自宅にいながらがん検査を受けることが出来るのか?簡単に言うと、あなたの血液、尿、便、痰などを検体として検査機関に郵送するのです。いわゆる、「郵送検査」ですね。当サイトでご紹介しているHIV検査キットと全く同じです。

HIV検査キットの場合は、あなたの血液中にHIV抗体が存在していないか調べますね。がん検査の場合はがんの種類によって検査するものが違います。

では、それぞれのがん検査の方法を簡単に説明しておきます。

がん検査キットの種類 検査方式・原理 
■胃がん検査(血液採取) 血液中のペプシノゲン濃度を測定します。これにより胃の萎縮の度合いが分かります。
■大腸がん(便採取) 便に含まれる血液を検査。大腸がんの初期に微量の出血があり、免疫学的便潜血反応で検査します。
■前立腺がん(血液採取) 血液中の、PSA(前立腺特異抗原)を測定することで前立腺がんの発生が分かります。
■肺がん(痰採取) 痰(たん)の中に含まれるがん細胞を検査します。
■膀胱がん(尿採取) 尿沈渣細胞診を行います。尿中に含まれるがん細胞を検査します。
■子宮頸がん(細胞採取) 子宮頚部にがん細胞がないか検査します。
■ピロリ菌(尿採取) 尿に含まれるヘリコバクター・ピロリ菌を抗体検査します。
■HPV(膣分泌物採取) 膣分泌物中にウイルスがいないか検査します。

表1.がん検査キットの種類と検査方法

以上のような検査方法によってがん検査を行います。血液採取とか細胞採取とか言われるとちょっと怖い気がしますが、全然大丈夫です。私も使ってみましが安全、簡単です。むろん、あなたにも簡単に使えます。

よかったら私が実際に「胃がん・大腸がん・前立腺がん・ピロリ菌」の検査を受けた体験記があるのでご覧ください。ただし、この検査キットはあくまでもスクリーニング検査です。あなたに自覚症状があったり、深刻な不安を抱えているなら専門医にご相談下さい。

■「自宅でがん検査キット体験記」(姉妹サイトへ飛びます)

私が使った検査キットはこちらです。

■安心がん検査キット