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HIVが唾液では感染しないことはよく知られています。それは唾液に含まれるウイルスの量が少ないためです。

では、もしも唾液に含まれるウイルス量が増えたら・・・キスでも感染するのでしょうか?

HIV感染急性期のウイルス量が猛烈に増加する時期に、唾液によるHIV感染が起こり得るのか、調べてみました。その結果を甥っ子の陽介に話しますので、ぜひあなたもいっしょに聞いて下さい。

(甥っ子陽介)おじさん、HIV感染急性期って、体内でウイルスがものすごい量に増えるんでしょう?
陽介
(私)陽介、その通りだよ。抗体が出来るまで爆発的にウイルスが増殖する時期があるね。
私

(陽介)そうですよね。前に「ウイルス学的セットポイント」って話で教えてくれましたよね。

(私)そうだ。HIVに感染して2週間から6週間くらい後にHIVが急増するんだ。まだ体内に抗体が生成されていないからね。でも、抗体が現れると急激に減っていく。

(陽介)そこでなんですけど、そのHIV感染の急性期って、体内のウイルス量が多いから感染力も強くなりますよね?

(私)そうだね。HIVは感染力の弱いウイルスだけど、体内のウイルス量が多いとその分は感染力が強くなるね。

(陽介)それを教えてくれたのが、「HIV感染の初期は人にうつしやすい!」と言うお話でしたよね。

(私)そうだったね。

(陽介)そこでおじさん、僕は思いだしたんですよ!

(私)何をだい?

(陽介)唾液でHIVは感染しないって話です。

(私)ふむ。確かにね。唾液にもウイルスは含まれるけど感染するほどの量はない。だからHIV感染者とキスしても感染しない。

(陽介)でも、それが急性期だったらどうでしょうか?体内のウイルス量は急増してるはずだから当然唾液中のウイルスも増えてると思うんですよ。そんな時期にキスしたら、HIV感染が起きる可能性があるんじゃないですか?

(私)確かにね、『エイズの起源』ジャック・ペパン 山本太郎(翻訳) みすず書房(2003年 7月)と言う本にも急性期のHIV感染は二次感染が起きやすいと書かれてる。

(陽介)それじゃやっぱり唾液も感染源になるんですか?

(私)いや、結論から言えば急性期にあっても唾液からHIVが感染することはない。

(陽介)え、そうなんですか!

(私)実は今の陽介と同じ疑問を持った人がいて、登録制の有料医療サイトで同じことを質問してる。

(陽介)お!僕と同じ疑問を持った人がいたんですね!

(私)そうなんだよ。そしてその質問に対して9人の現役医師が回答している。

「HIV感染の急性期にあっても唾液中にHIVが感染するほどのウイルス量はない。」

と言うことだ。

(陽介)そうなんですか。

(私)残念なことに定量的なデータとしてHIV RNA量などのデータは分からないけど医師9人が全員否定してるんだから間違いないと思うよ。

(陽介)分かりました。

(私)ただ、急性期は唾液からの感染はなくても精液や膣液などの体液からは感染しやすくなっている。しかもHIV抗体検査では陽性にならない時期も含まれるので要注意だね。

(陽介)HIVに感染したかも知れない日から間もない時期のHIV抗体検査は正確じゃないし、その時期に不安を抱えたまま誰かと性行為を行うと二次感染の恐れもありますね。

(私)そうだね。やはりウインドーピリオドが過ぎて正確なHIV検査を受けて安心出来るまでは用心した方がいいね。少なくともコンドームは必須だと思うよ。

(陽介分かりました。

(私)それじゃ今回はこの辺でお終いにしよう。

(陽介)おじさん、ありがとうございました。

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